• 2024年12月8日

海水魚飼育について

羽曳野市で白内障手術に力を入れています こにし眼科 院長の小西です。

趣味はなんですか?と聞かれますと、私の場合、海水魚飼育です、となると思います。アクアリウムが趣味の方は少数派かもしれませんが、海水魚となるとさらに少数派かもしれません。おそらく世話が大変というイメージが強いと思いますが、ある意味大変かもしれません。水替えなどは重労働ですし、掃除も徹底的にやるとなるとある程度の時間はかかります。もし、世話をする時間がないというかたは、海藻をいれるいわゆるリフジウムというスタイルにされると、軌道に乗れば足し水をたまにやる程度で済むと思います。

ここからはマニアックな話なので、興味がある方ごく少数の方しか読まれないと思いますが、現在は写真のようなシステムを使用しています。水槽はORCAさんのシェルⅡのセットを使用しています。シェルⅡはモデルチェンジするとのことで品薄だったのですが、アクアテイラーズさんの尼崎店の方に探して頂き1つだけ在庫があったものを譲って頂きました。

照明は付属のリーフナノ2をそのまま使用していますが、青の色合いはかなりきれいな出方をします。タイマーは簡易ですが、毎日決まった時間でオンオフします。ただ、内臓時計がややいい加減なのか、点灯消灯時間はややずれていく傾向はあるようです。

このシステムを立ち上げたのは実は10年ぶりくらいで、今までは時間がないのとマンション暮らしだったため、思うようにできなかったため、久々の水槽の立ち上げでした。少し予算をケチって以前使っていた道具類を物置から引っ張り出して使用したのですが、一つ大きな失敗がありました。比重計ですが、いままでプチメーターというものを使用していましたが、もう15年ほど前に購入していたものだったため、劣化していたようで、比重が全く狂ってしまっていました。比重計が経年劣化することは今回初めて知りました。購入してきたエビや魚がなぜか突然調子が悪くなることが続き、何が悪いのかわからなかったのですが、ある日天然海水の比重を計ってみたところ、比重が低比重ででるので、比重の設定が悪かったのか、と分かった訳です。プラスチック製のものが劣化したところで重さが変わるわけではないだろうと自分の中では疑問だったのですが、ネットで検索すると、基本的に比重計は消耗品だったようです。

魚に関しては最初はホワイトチップアネモネ、ハマクマノミ、シテンヤッコ幼魚、ウズマキの順で増やしていきましたが、ハマクマノミは性格がきつくなりすぎて隔離することになりました。もともとハマクマノミは近所のペットショップで行くたびに見ていた個体だったのですが、鮮やかな色に惹かれるも尾びれに白点がついていたため、購入を見送っていた個体だったのですが、いつ訪れても同じ場所でおとなしくこちらを向いて泳いでいたため、お迎えすることにしました。自宅では最初小さな水槽で単独飼育していたのですが、寝るときは排水口に吸い込まれて張り付いたように睡眠をとり、マイペースなのんびり屋さんなのかと思い、大きな水槽に移してやると次第に暴君に豹変してしまい、再び一人暮らしになってしましました。ウズマキはスターウオーズに出てきそうな何とも言えない模様が気に入ってはいますが、長期飼育に成功して大きくなった場合にどうしようか考えているところです。

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