• 2024年12月2日
  • 2024年12月8日

飛行機の操縦について

羽曳野市で白内障手術に力を入れているこにし眼科 院長の小西です。

皆さんはパイロットに憧れた経験はありませんか?私もその一人です。少年時代はどうやったら旅客機パイロットになれるのか調べたことがありました。当時は裸眼視力が良くないとなれませんでしたから、近視で眼鏡を掛けていた私は残念ながらその時点で夢破れてしまいました。

このブログを書くにあたり、久しぶりに航空身体検査基準を調べてみました。(注記 航空身体検査は指定医療機関のみでしか不可能ですので、我々開業医では一切検査は関与しておりません)

最近は視力に関して航空身体検査基準が大幅に緩和されているようで、強度の近視があってもオッケーで、しかも屈折矯正手術をしていても落ち着いていれば大丈夫となっておりました。(ただし、国内のエアラインパイロットの採用基準ではもう少し厳しい要求となっているようです)昔と比べると、大幅な緩和をされていますね。

私が子供のころは近視を治すなどということは到底不可能でしたし、今も根本的な意味では完全に治すということは難しいと思います。ただ、進行予防は大事です。日本眼科医会のホームページにも載っていますが、屋外活動の推奨、近業作業の際は対象物との適切な距離を保ち照度も確保、疲れたら遠方を見て休憩、などが書かれています。当院を受診された際も、このような話をさせて頂いておりますし、ご希望でしたら他の方法のご提案もさせて頂けますので、お気軽にお声がけ頂けますようお願いいたします。

(下は息子がセスナの体験操縦している時に後部座席に私が座っている写真です)

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