• 2024年12月25日

白内障の手術時期について

羽曳野市で白内障手術に力を入れていますこにし眼科院長の小西です。

外来中によく患者様から頂くご質問として いつ白内障手術をするのがいいのですか?ということがあります。結論から先にお話しますと、この質問に対する答えとしては、不便があるのであればやりましょう、ということになります。なんだか投げやりなのでは?と思われる方もおられるかもしれません。

例えばこういうことを考えてみましょう。自分は自覚症状もなく、不自由もないにも関わらず、たまたま結膜炎で眼科を受診すると、いきなり担当医から あなたは白内障ですからできるだけ早く手術をするのが良いと思います、と言われてすぐに納得できるものでしょうか。普通そうはならないと思います。つまり、ある程度の自覚症状があり日常生活で何らかの不便を感じていない限りは手術を受けようという気持ちにはならないはずです。

もう少し難しいことも考える必要があることもあります。これは両眼同時期にやるのか、片眼のみにするのか、という問題です。

左右とも強度の遠視や近視がある場合で左右の白内障進行度合いが異なる場合、両方やるべきか、片方ずつにするのか大いに迷うケースはあります。もともとメガネ矯正であったかコンタクトユーザーだったかで考える必要がある場合もあります。

これに関しては個別に総合的な判断が必要となりますので、迷われておられる患者様は一度ご相談ください。

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