• 2025年2月15日

ヘルペスについて

ヘルペス性疾患について

羽曳野市で白内障手術に力を入れています、こにし眼科 院長の小西です。

ちょうど1年近く前の話ですが、はびきの医療センターで医療関係者向けの講演をさせて頂く機会がありました。

「日常眼科診療でよく出会う疾患とその対応」という題名での話だったのですが、特に反響が大きかった内容は、結膜充血にどう対応するかという話でした。

内容としては、ヘルペス性角結膜炎や、眼瞼炎は診断がつきにくく、こじらせると治療に時間がかかってしまうという話をさせて頂きました。

私が特に日常気を付けて診るように意識している疾患にヘルペス性疾患があります。

なぜヘルペスが問題なのかといいますと、それ以外にも充血を起こすような大事な病気はもちろんたくさんあるわけですが、ヘルペスウイルスは大多数の方が体内に持っていてもおかしくないウイルスですし、いつそれが出てくるかわからない上に、発症した場合には通常の抗菌薬はウイルス性疾患には無効ですので、薬を使っているのに改善しないと思っていると、実はヘルペスが原因だったということがしばしばあります。

ヘルペスの厄介なところは、ごく初期のうちには診断がつかない、つきにくいことがあるという点です。

眼瞼ヘルペスや、帯状疱疹でも、最初から皮疹が出るとは限りません。痛みや、違和感のみのこともあります。

あやしいと思う患者様には改善しない場合には必ず再度受診して頂くようお話しております。

ヘルペス性角結膜炎も、教科書に出てくるような典型的な角膜所見(樹枝状角膜炎)があれば診断も容易ですが、そうとは限らないこともありますので、結膜充血や違和感が続くようなら一度眼科を受診してみてください。

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