硝子体内注射について

加齢黄斑変性症などの病気を治療するため、硝子体に薬剤を注射することがあります。使用する薬剤には、副腎皮質ホルモンや抗VEGF薬などの種類があります。適正に治療することにより、黄斑の浮腫や新生血管の発生を抑制することができます。

日帰り硝子体注射

当院では、日帰り硝子体注射を行っています。今までの経験を活かし、微力ながらも羽曳野市やその周辺地域の皆様の眼の健康維持に貢献したいと考えております。ご来院された患者様には安心して治療を受けていただけますよう、丁寧な説明を心がけます。術前術後も含め、責任を持って対応させていただきます。

主な対象疾患

  • 加齢黄斑変性症
  • 糖尿病網膜症
  • 網膜静脈閉塞症
  • 緑内障 など

抗VEGF注射

加齢黄斑変性症や糖尿病網膜症などの病気が進行すると、眼底部分に栄養や酸素を届ける血管が詰まってしまい、これを代用するため新生血管が作られます。この血管はとても脆いため、ちょっとした刺激で出血し、急激な視力の低下を引き起こします。抗VEGF注射は、こうしたリスクを減らすために行われます。眼の表面から非常に細い針を使って注射し、新生血管の成長を促す物質の働きを抑えます。なお抗VEGF注射は1分程度で行えますが、しばらくすると新生血管が再び出現してくる場合があるので、その場合は定期的に注射する必要があります。しっかりと点眼麻酔を行ったうえで施術しますので、通常の腕などにする注射とは異なり、痛みを感じることはまずありません。